さて、ブログのタイトルと一緒にコンセプトも変えたので、
その記事一本目
芸能事務所にとってビジネス的観点で
既存ファン若しくは新規ファン
どちらが重要なのかについて書きたいと思います。
話は変わりますが今までは、いろんな情報を元になるべく分析結果まで出して、
書いていました。(つもりです。)
だけど、もうちょっとライトにアイドル市場のビジネスに対して今後書いていこうと思います。
(要するに書き殴りですが・・・・w)
アイドル業界って旧態然としてますし、市場も5,600億と小さいので、
あまり経営学としてアプローチしていないのが現状のようです。
なので、ビジネスに興味のある学生さんや、社会人の人達に
このブログがアイドルを媒体としてビジネスについて考えたり、
共有できる場になれば面白いなと思います。
共有できる場になれば面白いなと思います。
さて、話を元に戻しましょう。
テーマに関してですが、結論を言うと優先順位はかなり既存ファンが高いです。
これに対しては経営学として答えが出ています。
既存顧客(ファン)は新規顧客と比較して以下の特徴があります。
・新規顧客の獲得には、既存顧客を満足させ維持する場合の5倍~10倍のコストが必要
・平均的な企業は年間に10%から20%の顧客を失っており、
顧客離反率を5%低下させることで、利益が25%から85%改善する
・顧客1人当りの利益率は、維持された顧客の生涯を通じて増加する傾向がある
(From コトラーのマーケティングコンセプト )
以上により、既存顧客がどれほどビジネスにインパクトがあるか理解できると思います。
僕は既存顧客の方が大事だということを言うことによって、
俺は既存顧客なんだからハロプロは新規顧客よりもっと俺を大事にしろー
とか
既存顧客である迷惑ヲタと呼ばれる人たちを、そのまま顧客として引き止めるため、
甘い対応で良いよー
なんざ言うつもりはさらさらありません。
経営コンサルタントとして言いたいのは、
・アップフロントも1企業であるため10%~20%のファンを年間失っている
・現在のアップフロントの財務状況が悪いと想定されるため利益改善が必要だ
という現状で、アップフロントグループは企業の利益を改善することを考える場合、
・新規顧客より既存顧客の声に耳を傾けて、利益を改善することの方が優先順位が高い
ということになります。
ハロプロファンの方は皆さんは
・ハロプロのメンバーや楽曲には満足度を得ている
けど
・アップフロントの運営方法やビジネスのやり方には不満を多く持っている
というのが感想だと思います。
それに関わらず、最近の新規ファンの獲得の方向性を考えると、
既存顧客の満足度が現状で低いのにもかかわらず、
新規ファンが継続して固定顧客になるはずがない
と考える必要がアップフロントにはあると思います。
つまり、新規顧客を増やそうと考える前に、
まずは既存顧客の満足度の低さは何にあるのかを考えて改善すべきである
というのがアップフロントに対してのアドバイスです。
ばいちゃーこ
まさにその通り。
返信削除既存顧客は運営がダメなところを見透かして
できるだけ自分たちに被害が無いように行動するので
余計に新規顧客にしわ寄せがいく事態によみうりランドでなってましたね。
本当に残念だし
なによりメンバーがうまく行っていないのが自分たちのせいだと考えているのが
我慢ならない状態が自分は続いています。
いまちゃんさん
返信削除コメありがとうございまっす。
そうなんですよねぇ。
あんなにハロプログループってレベル高いのに売れてないのって、
結局アップフロント側に不備があるんだと考えることが多くなって来ました。
むむ~Oo。。( ̄¬ ̄*) 外資系コンサルさんだというからちょくちょく読ませてもらってますが.. 今んとこ「この分野にコンサルは無理か(  ̄っ ̄)」って内容が続いておりますなぁ。
返信削除投資家や大企業向けマクロな展開が続いてますが..
最初に提示される“お題”がすべてを握っているように思われますので、そこが徐々に深化してってくれることを期待しております(。>0<。)b
>すていちゅんさん
返信削除コメントありがとうございます!
仰るとおりです(^_^;)
コンサルタントって色んな業界の知識は浅く広くあるんですが、やっぱり特定の業界のコンサルティングとなると、
お客さんの力や知識がすごい重要になるんですよね。
特にアイドル業界って閉じた世界なのであまり情報がないという。。。。(><)
憶測・推測を土台にして書こうとするとドンドン現実から離れていくという葛藤と共に悪戦苦闘してます。(笑)