2013年11月4日(月)にソシゴトvol.4 アイドル×リベラル・アーツ」へアイドル×経済・経営学のテーマ
で寄稿させて頂きました。
1. アイドル市場分析
1-1. アイドル・ビジネスの定義
1-2. アイドル市場規模と成長性
1-3. アイドル市場の成長とGDPの関係性
1-4. アイドル市場の現状と業界構造
1-5. アイドル市場のトレンド(2011~13年)
1-6. アイドル市場の今後
2. ブレイクしたアイドルの分析
2.1. AKB48とももクロの現状のライフサイクル・ステージ
2-2. AKB48とももクロの戦略・ターゲット層の違い
2-3. AKB48のマーケティング戦略
2-4. ももクロのマーケティング戦略
<後編(予定)>
3. ブレイクするアイドルの必要条件
3-1. 統合されたマーケティング戦略とその実現
3-1-1. アイドル・グループの提供するベネフィットの定義とコンセプトへの昇華
3-1-2. コンセプトとサービス提供の一貫性
3-1-3. エンターテイメントとしてのサービス提供に注力
3-1-4. リーン・スタートアップの考えによる戦略変更と市場拡大
3-2. 二段階のイノベーター理論の理解とステージに応じた対応の実施
3-2-1. イノベーター理論とは
3-2-2. アイドル・ビジネスにおけるイノベーター理論は2段階構成
3-2-3. 段階に応じた施策の実施
3-3. コミュニティー・マーケティング
3-4. ポストモダン・マーケティング
4. ℃-uteのブレイクに必要なものとそのリスク
4-1. ℃-uteの現状分析
4-2. 今後のリスク
0. 当論文の目的
2013年現在1,000を超える女性アイドル・グループが存在する中で、AKB48やももいろクローバーZ(以下ももクロ)など一般層へのリーチに成功し、ブームを形成しているアイドル・グループが存在する。そのブーム形成の状況は、2000年前半に起きたモーニング娘。ブームとはアイドルを取り囲む環境とブーム形成の力学は大きく異なる。
当論文では、現在のアイドル市場の概要とAKB48やももクロなどのキープレイヤーを経済学的および経営学的観点から分析することにより、現在のアイドル・グループに必要なブーム形成の一般理論化と方法論の構築を図る。この理論を基にブーム形成の1歩手前に存在する℃-uteというグループが一般層のファンを獲得し、ブームを形成するために必要な施策及び、形成できないリスクにどのような要因がありえるか言及する。
そして当理論を1つのグループに適用することによって、当理論の耐用性を明らかにする事が当論文のテーマである。
なお、当論文では芸能界やエンターテイメント業界における芸能事務所の力関係については極力言及しない。その理由として、当論文が中小芸能事務所を含む全てのアイドル・グループにとって意味のある適用可能な理論の構築を目的とする点と、大手事務所のアイドルのほとんどがブームを形成できず、ビジネス的にも困難な状況に置かれているため、芸能事務所の力関係はあくまで一つの要因であると考えるからである。
もし興味あれば読んでみて下さい。
(今後Amazonでの販売も予定されています。)
タイトル:
「女性アイドル・グループにおけるブーム形成の理論構築とその適用
――経済学・経営学的観点から〈前編〉」
文字数:約1万8千字
前後編を含めた目次と論文の目的は以下となっています。
目次
<前編>
0. 当論文の目的
1. アイドル市場分析
1-1. アイドル・ビジネスの定義
1-2. アイドル市場規模と成長性
1-3. アイドル市場の成長とGDPの関係性
1-4. アイドル市場の現状と業界構造
1-5. アイドル市場のトレンド(2011~13年)
1-6. アイドル市場の今後
2. ブレイクしたアイドルの分析
2.1. AKB48とももクロの現状のライフサイクル・ステージ
2-2. AKB48とももクロの戦略・ターゲット層の違い
2-3. AKB48のマーケティング戦略
2-4. ももクロのマーケティング戦略
<後編(予定)>
3. ブレイクするアイドルの必要条件
3-1. 統合されたマーケティング戦略とその実現
3-1-1. アイドル・グループの提供するベネフィットの定義とコンセプトへの昇華
3-1-2. コンセプトとサービス提供の一貫性
3-1-3. エンターテイメントとしてのサービス提供に注力
3-1-4. リーン・スタートアップの考えによる戦略変更と市場拡大
3-2. 二段階のイノベーター理論の理解とステージに応じた対応の実施
3-2-1. イノベーター理論とは
3-2-2. アイドル・ビジネスにおけるイノベーター理論は2段階構成
3-2-3. 段階に応じた施策の実施
3-3. コミュニティー・マーケティング
3-4. ポストモダン・マーケティング
4. ℃-uteのブレイクに必要なものとそのリスク
4-1. ℃-uteの現状分析
4-2. 今後のリスク
0. 当論文の目的
2013年現在1,000を超える女性アイドル・グループが存在する中で、AKB48やももいろクローバーZ(以下ももクロ)など一般層へのリーチに成功し、ブームを形成しているアイドル・グループが存在する。そのブーム形成の状況は、2000年前半に起きたモーニング娘。ブームとはアイドルを取り囲む環境とブーム形成の力学は大きく異なる。
当論文では、現在のアイドル市場の概要とAKB48やももクロなどのキープレイヤーを経済学的および経営学的観点から分析することにより、現在のアイドル・グループに必要なブーム形成の一般理論化と方法論の構築を図る。この理論を基にブーム形成の1歩手前に存在する℃-uteというグループが一般層のファンを獲得し、ブームを形成するために必要な施策及び、形成できないリスクにどのような要因がありえるか言及する。
そして当理論を1つのグループに適用することによって、当理論の耐用性を明らかにする事が当論文のテーマである。
なお、当論文では芸能界やエンターテイメント業界における芸能事務所の力関係については極力言及しない。その理由として、当論文が中小芸能事務所を含む全てのアイドル・グループにとって意味のある適用可能な理論の構築を目的とする点と、大手事務所のアイドルのほとんどがブームを形成できず、ビジネス的にも困難な状況に置かれているため、芸能事務所の力関係はあくまで一つの要因であると考えるからである。
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